2009年3月13日 (金)

スッキリ! WBCダブル世界戦

昨夜、ボクシングWBCダブル世界戦があることを思い出し、お店から奥様に録画をお願いしました。
箱根かれー心」では、お店の雰囲気を大事にするためにテレビを設置していません。

仕事を終えて帰宅、ウイスキー片手に観戦しました。
(ウイスキーはシーバスリーガルです。シブイっ!)
忙しい毎日の中、自分だけのお楽しみタイムです

試合は2試合。
フェザー級の粟生隆寛(挑戦者)vsオスカー・ラリオス(王者)
バンタム級の長谷川穂積(王者)vsブシ・マリンガ(挑戦者)
昨年10月に続いて粟生&長谷川のそろい踏みです。
前回同様(粟生選手は惜敗でしたが)期待が高まります。

まずは粟生選手のリベンジマッチ。
初回から積極的に飛ばします。
スピードで王者ラリオスを圧倒
小さなモーションからの左ストレートは見た目以上に強力
前回は失速した中盤以降も勢いは衰えず。
最終回にはダウンまで奪い文句のつけようがない圧勝
KO勝利ではありませんでしたが、スカッとした内容でした。
(ウイスキーも杯が進みます。)
前回の反省を踏まえ、着実にステップアップした粟生選手に感心しました。
「言うは易し、行うは難し。」
有言実行の天才・粟生選手は、これから絶対王者となっていくことを期待します。

続いて王者・長谷川選手の8度目の防衛戦。
そろそろ王者に慣れてハングリー精神が薄れる時期か、相手は同級1位の実力者、多少の不安を抱えて試合開始のゴング。
しかし結果は。。。全くの杞憂
1ラウンドに3度のダウンを奪いTKO勝利
実力差云々ではなく、格が違うといった印象です。
「はじめの一歩」の宮田一郎ではないですが、一言でその強さを表すとまさに雷神
このクラスに敵なしを強く印象付けました。
本当の意味での最強を追い求める長谷川選手、これからもサプライズをお願いします。

スッキリ!の2試合。
気持ち良く酔って寝床に入ることができました。
おかげさまで気分もリフレッシュ、私も違う土俵で結果を出すべく頑張ります

最後になりますが、昨日「秘密結社 猫の爪(裏)」のみなさんにご来店いただきました。
誕生日と還暦お祝いを兼ねてとのことです。
ありがとうございましたm(_ _)m
箱根かれー心」では各種パーティーを承ります。
是非、ご利用ください。

 

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2009年2月13日 (金)

吉田義人「前へ」

ワールドに続いて、IBM、そしてセコムまでもがラグビー部存続の危機に瀕しています。
C.ロアマヌは大麻陽性反応を示し、所属する東芝は日本選手権を辞退。
このところ暗い話題の多いラグビー界で、久々の明るい話題が吉田義人氏の明大ラグビー部監督就任です。

吉田義人…
日本を代表するWTB。
秋田工→明治とラグビーの名門に進学し、明治では1年からレギュラーWTB。
4年時には主将として大学選手権制覇。
世界選抜の一員としてNZ戦でダイビングトライ。
思い出すたびに熱くなってしまう、そんなプレイヤーでした。
昨年7月27日のブログでも書きました。)

まさにラグビーエリートですが、苦しい時代も経験しています。
就職した伊勢丹では、主将も務めましたが、戦績はベスト8止まり。
私が観戦に行った駒沢陸上競技場では、観客席ルートで場内に入ろうとして、係の女性に足止めされていました
そして伊勢丹のリーグ撤退…

第3回W杯では、増保の控えとしての扱い。
日本代表が大型化を模索していた時代です。

誰よりもストイックで、自分に厳しく、順風満帆とは言えないラグビー人生…

そんな彼だから、現在の迷える明治の監督として、これほどの適任者はいないと思います。
FWが看板の明治の中にあっても、(WTBというポジションでありながら)故北島忠治元監督が「前へ」の継承者として認めていた漢。
この時代に「前へ」がどれだけ大事なキーワードであるか、彼なら必ず体現してくれるでしょう。

頼むぞ、吉田義人

今年は泣きながら明治を応援してしまいそうです…

 

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2009年2月 6日 (金)

間違いだといってくれ! C.ロアマヌ

法律家のはしくれなので、大相撲大麻事件の際には、大麻取締法の適用の是非、不当解雇(労働法関連)の判断について考えることもありました。
しかしながら、ことラグビーについては感情優先です。

昨日、日本代表で東芝所属のクリスチャン・ロアマヌ選手の尿から大麻成分が検出されたとの発表がありました。
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(※写真はサンスポより転用)
大麻に関しては大相撲の一連の騒動もあり、社会的関心も高く、一般紙(我が家では朝日新聞)1面で報道されています。

クリスチャン・ロアマヌ選手は、ラグビー日本代表の核弾頭です。
慎重188㎝、体重108kgの世界基準の体格で、100mを11秒そこそこで走ります。
来日したNZU(ニュージーランド学生代表)との試合では、相手選手7~8人のど真ん中を引き摺りながらトライして、観客を唖然とさせたものです。
07年フランスW杯は素材だけで出場しました。
大畑大介が世界を狙えるWTBならば、C.ロアマヌは世界トップを狙えるWTBです。
野球でいうと、荒削りでコントロールはないけれど、160kmオーバーの速球を投げる…そんな怪物くん。
今春埼玉工業大学を中退して、トップリーグ東芝に入社、いきなりトライ王!
東芝の厳しい練習で身体がシェイプされ、いよいよこれから。。。11年W杯は世界を驚かせてくれると信じていたのに…

私の思考回路は、この問題について壊れています。
とにかく信じるしかない…
C.ロアマヌに物凄く期待しているんです。

どうか、この事件が好転しますように。
ラグビーを信じる人々が救われますように。

祈りながら結果(結論)を待ちましょう。

 

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2009年1月 3日 (土)

箱根駅伝復路も観戦(=応援)しました

春のような陽気に誘われ復路も家族で観戦。

平塚中継所の直後、早稲田がトップで通過
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頑張っている人みんなを応援したくなります。
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帰り道、愛娘は小旗を離しません

スポーツっていいですね

 

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2008年12月30日 (火)

札幌山の手高校 鮮やかに花園に散る

全国高校ラグビー第3日、南北海道代表の札幌山の手が第1シードの常翔啓光学園に挑みました。
私がこの試合で確認したかったこと―――
それは、「北海道代表校の花園優勝の可能性」を探る。

試合は11:30常翔啓光のキックオフでスタート。
私はもちろん(完全ガイド片手に)準備万端で観戦。
一進一退の攻防の後、12分啓光が右展開からLO伊田のトライで先制。
対する山の手は18分PKを返して3対5。
続いて21分には日本代表マイケル・リーチの従兄弟にあたるWTBナコリニバルが独特の身のこなしで逆転トライ。
前半終了間際に啓光№8の金に走り切られるも、8対12と希望を感じさせるスコアで折り返し。

後半に入ると、啓光が怒涛の攻撃。
№8金、WTB山下、再び金と3連続トライで8対31。
勝負あったかと思いましたが、ここから山の手はエースFB福津、ナコリニバルが連続トライ、20対31と勝敗の興味を何とか繋ぎます。
最後は啓光のCTB三原、FB猪村がトライを決めてスコア20対41でノーサイド。
順当な結果に落ち着きました。

この試合、啓光は3つの点で勝っていました。
①カウンターアタックからの攻撃
②PKからの素早い仕掛け
③流れの中での核となる選手の使い方
残念ながら勝敗が逆に転ぶ可能性はゼロに等しかったと思います。
しかしながら驚くべきは山の手の選手個々の能力の高さ。
チームとしては技量・経験の差が出てしまいましたが、個人では互角といって良いと思います。
近い将来の、「北海道代表校の花園優勝の可能性」を私は感じました。

札幌山の手高校のラグビー部員諸君、負けはしましたが堂々と花園を後にしてください。
そして来年さらなるレベルアップを。
北海道のライバル校も切磋琢磨してください。
北海道代表校の健闘を祈るラグビーファンが多数います。
優勝旗が津軽海峡を超える日を夢見て…

 

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ラグビーマガジン2月号表紙に思う

昨日はジムの本年最終日。
18時閉館の2時間前にトレーニング納め(?)のつもりで行ってきました。
年の瀬に来館者は少ないだろうと考えていましたが、みな思うことは同じ。
沢山の人で賑わっていました。

2日前の筋肉痛が治まらない(情ない)私は、トレーニングというより身体のケアが中心。
サウナで汗を流し、適度な疲労を伴って帰宅。
そしてゆったりとした気分で、録画していた法政vs関西学院の大学選手権2回戦を観戦。
個人的には非常に幸せな時間です。
試合は双方の怪我人もあり、ベストとは言えない内容。
「小よく大を制す」を地で行く2チームだけに、非常に楽しみにしていた一戦でしたが、関西と関東のリーグの差(特にブレイクダウン)が顕著に表れていたようです。
結果はご存じの通り44対12で法政の勝利
とはいえここまで進化を遂げた関西学院は、賞賛されるべきでしょう。
来年、期待の俊足WTB長野(怪我でこの試合を欠場、私は学生№1と思っています)を擁して、再び選手権に臨むことを期待しています。

勝利した法政、怪我人も多く準決勝の帝京戦、大方の予想は厳しいと思います。
しかしFWが持ち応えることができれば、学生一の煌きを放つBK陣が、試合を面白くしてくれること必至です。
やはり1月2日は最高に楽しみです。
どのチームの勝利を願うというより、それぞれのチームのベストパフォーマンスを期待しています。

さてここでタイトルについてですが…
2月号のラグビーマガジンの表紙をご確認ください。
ラグビーマガジン(ベースボール・マガジン社)

実は法政の主将の掲載がないのです。
1回戦で消えた関東や慶応はいるのに。。。
軽量FW、リーグ戦2位、知名度を考えると、ベースボールマガジン社の気持ちも分りますが。

下馬評を覆す法政。
ベースボールマガジン社を見返すことができるか
こんなひねくれた楽しみ方もあります

 

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2008年12月28日 (日)

札幌山の手高校圧勝!~全国高校ラグビー

午前中にジムワーク&洗車&玄関掃除を完了。
12:30キックオフの札幌山の手vs若狭東の全国高校ラグビー大会1回戦に備えました。
手にはラグビーマガジン2月号別冊付録の「第88回全国高校大会完全ガイド」
選手同様、万全の体制で試合に臨みます。

開始1分、ラインアウトからのオープン展開で、WTB佐藤(廉)主将がトライ、札幌山の手が先制します。
その後も№8斉藤のサイドアタック、HO増谷の縦突進、FLモエマロのライン際の快走でトライを重ね、前半を24対5で折り返し。
第3列を中心とした突破力、バックスリーの決定力に勝る山の手が試合を優位に進めます。
後半に入ってもスクラム&ラインアウトのセットプレーが安定する山の手は、10分のFB福津のトライを皮切りに得点を重ね、粘る若狭東の猛攻を2トライに抑え、50対17で1回戦を圧勝で飾りました

若狭東も下中ツインズのハーフ団を中心に、戦術的なキックを有効に使い善戦。
負けはしましたがよく鍛えられた印象を残しました。

これで第1シード常翔啓光学園への挑戦権を手にした札幌山の手高校。
この2回戦こそが本領発揮の場です。
今年の札幌山の手高校は、私の知る北海道の高校では歴代最強といって良いと思います。
全国レベルのタレントが多数います。
私が合同練習をしていた頃(10年以上前)の同校チームは寄せ集め(失礼!)の印象でしたが、そのチームがここまで成長するとは…
創部当時からの監督である佐藤(幹)先生には頭が下がる思いです。
2回戦、是非一泡吹かせてやってください

OBのマイケル・リーチ(日本代表)が進学した東海大も、名門・同志社大に圧勝した模様です。
北海道のラグビーが盛り上がることを期待しています。

 

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2008年12月 9日 (火)

大学選手権1回戦 早稲田vs関東学院

昨日、大学選手権の組合せが発表されました。
注目の一戦は早稲田vs関東学院。
昨年度の王者とその前年の王者が1回戦で激突します。
互いを意識する両校の戦いは、大一番となること必至です。

今年の両チームにはいくつか共通点があります。
・対抗戦(リーグ戦)の戦績が尻すぼみとなった。
・ここまでベストメンバーが組めずに苦戦を強いられた。
・戦力的には十分優勝を狙える。
・キッカケさえあれば浮上する潜在能力を秘めている。
・主将に求心力がない(ように見える)。
あくまで私見です。

私は今年度ここまでの戦いを観て、この両チームに優勝はないと考えていました。
ところが、神様は粋な計らいをするものです。
まさか1回戦で両校をぶつけるなんて
私はどちらを応援するということはないですが、この対戦は、一皮むけるための絶好のチャンスです。
ここで勝者がキッカケをつかめば、一気に勝ち上がる可能性も出てきます。
一ラブビーファンとしては、勝敗云々ではなく、たとえば明治(早明戦で奇跡の勝利)のように、4年生が最高の笑顔で学生生活にピリオドを打てることを期待しています。

1年に1試合でもいいんです。
持てる力を存分に発揮してください
すべては「気持ち」なのですから。

 

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2008年12月 7日 (日)

魔物が潜む早明戦

大学ラグビーの黄金カード早稲田vs明治
しかしながら、帝京に敗れたとはいえ大学選手権本命の声もある早稲田と、ここまで既に4敗して選手権への道が閉ざされた明治。
今年ほど前評判に差がなかった昨年のスコアが71対7で早稲田の勝利。
試合前に私が望んでいたのはただただ明治の善戦でした。
ワンサイドゲームとなれば、早明戦の集客力低下→国立競技場での開催の見直し、という最悪のパターンも考えられます。
ラグビー人気復興のためにも、(勝敗は抜きにして)明治に頑張ってもうらうしかない。
頼むぞ、明治

序盤、早稲田CTBの宮澤があっさり先制トライ。
私の脳裏に不吉な影が忍び寄ります(早稲田圧勝
ところが明治はWTB奥野のトライ(+ゴール)で逆転に成功、前半をリードして折り返し(7対5)。
これで大差での敗戦はなくなった…と胸を撫で下ろしていると、なんと後半開始から2連続トライ
PGも加えて24対5とリードを広げます。
あり得ない試合展開が現実のものとなっています。
この頃には私の頭の回線は完全にショート、明治勝利を祈りながら、画面を食い入るように見ていました。
終盤、早稲田が怒涛の反撃、ロスタイムに入って途中出場のWTB坂井が右隅にトライ、2点差に迫ります(24対22)。
最後はCTB田辺が難しい角度のゴールキックを外して、点差はそのままノーサイド。
明治が9年ぶりに早稲田を下しました。

ホイッスルの瞬間、明治の重戦車は雄たけびを上げ、涙を流し、勝利を実感してからは、飛び跳ねて、笑顔を弾けさせました。
藤田監督も目頭を熱くしての勝利監督インタビュー。
私はたまたま来客があったので、自分の感情と涙を抑えるのに一苦労
今期最後の試合で明治が魅せてくれました。

今は亡き北島御大の「前へ」は受け継がれていました。

私の明治評は素人ゆえの間違いでした。
過小評価を素直に謝ります。明治大学ラグビー部の部員諸君、ごめんなさいm(_ _)m
そして最後に素晴らしい試合をありがとう。
4年生はこれで最後だけれど、伝統は後輩に受け継がれていくでしょう。

技の早稲田、力の明治、魂の慶応、伝統校の頑張りと新興勢力の台頭
日本ラグビー界のため、大学ラグビーがかつての輝きを取り戻してくれることを切に祈ります。
大事なのは「気持ち」です
今日の明治大学ラグビー部が教えてくれました。

 

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2008年12月 1日 (月)

ラグビーでお腹一杯

昨日は帰宅してから東海vs関東学院、関西学院vs天理の2試合をビデオチェック。
試合結果を事前に確認しないように注意して、再生ボタンを押しました。

東海vs関東学院 31対12
実力は拮抗していますが、「気持ち」で東海が勝利。
U20日本代表のCTB吉田が煌めきました
山内とのコンビで決定力不足の不安を一掃。
FW戦を制して、BKでトライを稼ぐ、その王道を歩めるチーム力があることを証明する試合になったと思います。
唇に裂傷を負いながら、なお日本代表としての誇りあるプレーを見せてくれたマイケル・リーチにも惜しみない拍手を送りたいです。
対する関東学院は、土佐主将のはにかんだような表情が気になります。
今シーズン中に、(勝敗は別として)本気になった関東を見てみたいと思うのは、私だけではないでしょう。
昨年のリーグ戦優勝をフロックではないと証明して見せた東海、次のターゲットがいよいよ現実的になってきましたね。

関西学院vs天理 39対0
例年関西リーグはほとんど観ないのですが…
下克上の2チームの激突に、興味がそそられてしまいます。
結果は関西学院の圧勝FWに力の差があります。
そしてスピードスターWTB長野の存在
関東の大学へ才能が流出し、地盤沈下の感が否めない関西大学リーグ、でも関西学院は一泡吹かせることができそうなチームです。

今年の大学選手権は盛り上がりそうですね
週末はラグビー観戦でお腹一杯の状況が続きそうです

 

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