教育について耳障りの良い適当な発言でお茶を濁さないで。
今回は教育問題について少しお話しさせていただきます。
私には高1と小5の娘がいて、教育問題について積極的に発言すると、娘たちがプレッシャーを感じると思い、あまり公には発言してきませんでした。
ただ最近の政治家の発言は、現実と乖離しているものが多い気がして、子育ての当事者として言わせていただきます。
「異次元の少子化対策」「高校の授業料無償化」「学校給食費無償化」みなフレーズに酔ったような発言が多いです。
そしてこのような発言をする政治家は、当事者ではない、あるいは当事者として関与する必要がない場合が多いです。(お金持ちだったり。)
給食費は小中学校で月額4~5千円です。
これがどうでも良いとは言いません、収入の少ない家庭にとっては死活問題でしょう。
でもよく考えてください。
長女が通っていた公立の中学校、2年生の時点でクラスの9割が塾に通っていました。
塾に通わせるとなると、月謝は何万円です。
給食費が無償になっても、子育て中の一般家庭の生活が楽になるわけではないのです。
中身のないフレーズではなくて、私が考えるに、少子化対策と教育問題はセットで議論すべきです。
幼少期の教育、義務教育のレベルを向上させなければ、家庭の負担が大きすぎて、少子化に歯止めがかかるとは思えません。
私の発言に抵抗を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、例えば、教師、あるいは親の教育プログラムを検討してみてはいかがでしょうか。学校と家庭教育を充実させましょう。
勉強だけでなく、道徳も大事です。
地域の高齢者の経験を生かす手法も選択肢になり得ます。
もう耳障りの良い言葉に踊らされるのは止めましょう。
目の前のバラマキは、自分で自分の首を、あるいは将来ある子供たちの首を絞めるだけです。
当事者として、真剣に取り組む政治家が出現しなければ、経済は好転しないし、生活は楽になりません。
国が発信できないなら、地域から始めましょう。
令和5年4月16日に告示、23日に投票となる平塚市議会議員選挙、子どもたちのため、日本の未来のため、投票所に足を運んでください。
(動画は→こちら)
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