感情エネルギーの変換
北海道拓殖銀行(たくぎん)勤務時に地下鉄の排気熱を利用して、冷暖房に転化する会社の担当となったことがありました。
この会社は設備投資負担が重く、収益性に問題がありましたが、無駄なエネルギーを有効活用するという考え方は正しいと思います。
そして当時、熱を利用して冷却するという考え方に、久々に物理の講義を聴いたように感じたのを覚えています。
当り前ですが、エネルギーは変換できるのです。
人間も同じような感覚を持っていると思います。
「可愛さ余って憎さ百倍。」
感情も変換されます。
これを応用すると、例えば怒りや悲しみのエネルギーを、自分の成長のエネルギーに変換できる、私はそう考えます。
私の知人に、すぐに他人に対して怒る人がいます。
この知人は他人に対して怒ること、小言を言うことで、自分のストレスを発散しています。
(本人は気付いていないですが)
つまり怒ることが、自分の生活スタイルになっています。
これは、私の物理観(?)ではエネルギーの無駄遣い。
だから彼は、いつも停滞しています。
他人に不快感を与えてマイナス、そして無駄なエネルギー消費でマイナス、算数のようにマイナス×マイナスでプラスに転じるわけもなく、ずっと同じ場所で立ち止まっています。
怒りを必要なエネルギーに変換できたなら、きっと次のステージに進むことができるのに、それに気付かないことを可哀想に思います。
(かと言って他人の意見を聴くタイプでもないです。)
私にとっても感情エネルギーの変換は他人事ではないです。
感情を上手にコントロールして、自分を少しでも成長させたいと考えています。
気が付いたら週末。
夏の終わりですが、気を抜かずに1日1日を大切に頑張ります
| 固定リンク
コメント