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2008年7月19日 (土)

行政書士の業務範囲

私のHPを確認していただければわかりますが、行政書士の業務範囲は驚くほど広いです。
だから同じ行政書士という士業でも、実際の業務が全く違うことがあります。相続・遺言専門、許認可専門(許認可の中でも細分化されます)、税務記帳専門、国際業務専門…本当に多種多様です

私は業務のメインを会社関係と考えていますが、新米が偉そうに言えることではなく、また相談者のニーズによって変更になることもあると思います。
何からやれば良いのか、軸足はどこに置くべきか、いろいろ考えます。
その考え方は、実は投資信託のファンドマネージャーの運用手法を参考にしているのです。

投資信託は、運用スタイルによって、①アクティブ(積極的)運用と②パッシブ(消極的)運用に分けられます。そしてアクティブ運用には、次の4手法があります。
トップダウン・アプローチ
 広い視点から投資業種の配分を決める。
ボトムアップ・アプローチ
 個別銘柄という底辺の部分から作り上げる。
グロース運用
 成長株に投資。
バリュー運用
 割安な水準にある株式に投資。
―――行政書士業務に置き換えると、
社会全体のニーズという広い視野から、
自分が懇意にしているお客様の要望から、
最近人気の分野(→国際業務)
割安ではないが金額が大きい(→相続・遺言)
―――などと考えることができます。

家族がいる以上、金は関係ないとは言えませんが、様々な角度から行政書士業務を考え、社会的使命に基づいて行動し、誰からも愛される行政書士でありたいと願っています。

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